楽譜に慣れよう2
楽譜を読むだなんて、私なんかにはとうてい無理だと最初からあきらめがちなそこのあなた。
楽譜と聞いただけでついつい逃げ腰になってしまうそんなあなた。
この機会にその苦手意識を克服して、あと一歩実力UPしませんか?
音楽のジャンルにかかわらず、これから音楽を始めようとしている人や始めたばかりの人、
もう一度チャレンジしようとしている人、
もっともっと音楽を知りたい人には必見です。
楽譜が読めようになると、
「知らない曲が弾けたり、歌える」
「思いついたメロディーを書き留められる」
「プロになったときに信用される」
「読めたらカッコいい」
などなど。
一度に全部覚えられなくても、大丈夫!
少しずつゆっくりで構いません。
先月のメルマガ①と一緒で、
気楽な気持ちで読んでみてください。
◎音符と休符→五線の上で音の高低を表わすものが「音符」です。
その形から、「おたまじゃくし」なんていわれています。
原稿用紙に書かれた文字のようなイメージでとらえてもらえばよいでしょう。
また、「休符」は、文章のなかの句読点のようなイメージになるでしょう。
★音符のパーツの名前→「♪.」おたまじゃくしの部分をたま(符頭)、
その他の部分をそれぞれ、ぼう(符尾)、はた(符こう)、付点、といいます。
★音符と休符の種類→1小節に対する長さが、
全音符(全休符)が1、
2分音符がその半分の1/2、
以下4分音符が1/4、
8分音符が1/8、
16分音符が1/16、
32分音符が1/32。
それぞれに付点がつけば、長さはそれぞれ1.5倍に。
ちなみに、付点全音符の場合、1と1/2、
付点2分音符の場合、3/4(2分音符が1/2、4分音符が1/4なので、1/2+1/4=3/4……算数ですね!)
あと、ほとんどお目にかかることはありませんが複付点というのもあります。これがつくと長さは1.75倍になります。
◎音符と休符の意味→音符が音の長さを表すのに対し、休符は休みの長さを表すとよくいわれます。
しかし、休符は休んでリラックスする時間を表しているわけではありません。
メロディの中の大切な¨間¨(ま)なのです。
例えば役者のセリフの間、あるいは漫才コンビのボケとツッコミの間というような、絶妙なタイミングをイメージしてください。
1曲を演奏し終わるまで、決して休息などはないのです。
◎連符→連符とは、2等分するところを3で割ったり、
3等分するところを2や4で割ったりする、
割り切れない音符や休符のことをいいます。
★連符の種類→連符には、○/4(○/2)拍子のときに使われる三連符、五連符などと、
○/8拍子のときに使われる二連符、四連符などの種類があります。