「シングル」と「アルバム」?
この夏は、旅行に行きましたか?
旅先などで撮った写真は、現像して、アルバムに保存したいものです。
特に最近、デジカメで撮って、パソコンに保存はするけど印刷しない。という方も多いのではないでしょうか。
ところで、アルバムといえば、
「たくさん写真が貼ってあるモノ」
「写真が印刷してある本の様なもの」
を想像しますよね?
しかし、
CDも、シングルと「アルバム」ですよね。
どうしてCDも「アルバム」って言うのでしょうか?
この夏は、旅行に行きましたか?
旅先などで撮った写真は、現像して、アルバムに保存したいものです。
特に最近、デジカメで撮って、パソコンに保存はするけど印刷しない。という方も多いのではないでしょうか。
ところで、アルバムといえば、
「たくさん写真が貼ってあるモノ」
「写真が印刷してある本の様なもの」
を想像しますよね?
しかし、
CDも、シングルと「アルバム」ですよね。
どうしてCDも「アルバム」って言うのでしょうか?
【解答】
『アルバム』の語源はレコードの「SP盤」までさかのぼります。
「SP」とは「Standard Playing」の略です。
後に「LP(Long Playing)」が開発されるまでは、レコードは全てSPでした。
SPは、毎分78回転という、結構な速さでターンテーブルを回して再生します。
1面全部再生するのに、せいぜい3、4分。
つまり、切れ目なしに音楽を演奏できるのは、長くても4分間。
交響曲のような長いものだと、1曲のために何枚ものSP盤が必要になってきます。
そこで、1曲で何枚ものSP盤が必要なものは、1枚1枚のジャケット(昔は、レコードの真ん中に付いているレーベルが見れる、真ん中に穴が開いている紙袋を使用)を束ねて、本のように開いて、中身のSP盤を出し入れできるようにしました。
この形が、まさに『アルバム』。
「LP盤」は、SP時代の「アルバム」に相当する曲を1枚に収録できるものでした。
この時、LP=アルバム。の図式が出来上がりました。
そのまま、CDの時代になっても、『アルバム』という呼び方が受け継がれたというわけです。