ゴトーの「マイマイクの選び方 その2」
みなさんこんにちは。金山校講師の後藤です。
今回のメルマガを担当させて頂きます。
よろしくお願いいたします。
さて今回は、vol432でお話しした、『マイマイクの選び方』の続編です。
前回は、マイクには大きな括りとして、
ダイナミックマイクとコンデンサーマイクの2種類があり、
それぞれの特徴をお話しいたしました。
では、結局どちらのマイクが良いのでしょうか?
それは、用途や環境によって変わります。
例えば、自宅で録音したいときは、どんなマイクが良いのでしょうか?
コンデンサーマイクは、
クリアーな音質で、感度も高い為、
繊細な息づかいまで、しっかり拾ってくれます。
しかし、デメリットもあり、
感度が高い分、ほとんど防音設備の無い自宅などでは、
不必要な音までしっかり拾ってしまいます。
こういった場合は、音質こそ劣りますが、
ダイナミックマイクを使った方が、
結果的に良い録り音になる事もあります。
このように、使う場所、環境によっても、
合う合わないが出てしまいます。
また、Superflyの越智志帆さんは、
『愛をこめて花束を』という曲の収録の時、
声量があり過ぎて、コンデンサーマイクだと音が割れてしまう為、
『SM57』という楽器用のダイナミックマイクで収録したそうです!
それなのに、あのクオリティーなんですから、
マイクは高ければ良いと言う訳では無く、
状況に合ったマイク選びをする事がとても大切!
と言う事になります。
まとめると、
コンデンサーマイクは、
・クリアーな音で録音したい
・ほとんど外に持ち出さ無い
・防音設備の整った場所で使う
・少し多めに設備費を掛けられる
と、言う方にオススメです!
ダイナミックマイクは、
・ハンドマイクで使う
・外に持ち出して、気軽に使いたい
・録りたい音とは別の音も沢山なっている場所で使う
・設備費を少なく抑えたい
と、言う方にオススメです!
用途や環境、マイクの特性、
メリットとデメリットをしっかり理解した上でマイクを選べば、
きっとステキなマイクと出会えると思います!
是非参考にしてみて下さいね!それではまた!