MAXさんの「音楽の記憶(3)」
こんにちは。金山校・ベースコースのmaxです。
前回の続きで昔話を。
中学3年生の正月、お年玉を注ぎ込んで初めて買った楽器は結局ベースでした。
なぜ同級生のエレキギターに目を輝かせた少年は結局ベースを買ったのか?
という疑問に対して、今でもキチンと答えられないのだけど。
なんとなく、としか言えない。
そもそも同級生達のバンドを見るまでベースって楽器があること自体知らなかったくらいで、
ベースの低い音もなんだかよく聴き取れなかったと思うし、
音楽の中の役割もよく分かってなかった。
なんとなく、キラキラ輝くようないかにも主役なポジションは自分には向かないんだろうな、と思ってたのかな。
シブくてカッコ良さそうなイメージは持てたのだと思う。
ギターを弾いている自分のイメージ。
ベースを弾いている自分のイメージ。
まあ、そこでベースが勝ったのかな。
でも30年以上続いてるんだから、
その直感はあながち間違ってはいなかったということなのかな、とは思いますが。
でもホントはそもそもドラムが良かった。
その頃いわゆる「たのきんトリオ」が石原裕次郎の「嵐を呼ぶ男」のリメイク映画をやって。
あー、ドラムってカッコいいな、と一時期のぼせてた。
子供だから音楽の事なんて分からないし、
ギターやベースなんかよりも単純にああいう動きのあるものに興味が行くんですよね。
ただ、あんなデカイもの、
どこで調達してどこに置いてどう練習するのか、全く分からなかった。
エレドラはYMOとかCCBとかがもう普通に使ってたけど、まだまだ高価な時代だったし。
そんなこんなで諦めました。
中高一貫校での内部進学だったから普通よりも高校入試に対してガチな感じではなかったけど。
なんだかんだで初めてのバンドは高校に入った最初の夏までお預けになりました。
それまでは教則本見ながら自宅でコソコソ練習する感じで。
アンプも最初はなかったから生音か、ラジカセのマイク端子に無理やり繋いで。
ひどく歪んでましたが。
今回はここまで。