マキちゃんの「心理学について」
みなさんこんにちは、ドラム講師の斎藤マキです。
今回は、心理学についてお話します。
スイスの心理学者カール・グスタフ・ユングという人物がいます。
幼少時代から複雑な成育環境にあったユングは、自分という存在について考えるうちに、人間が生きてくうえで「人格」が非常に大きな役目を担っているのではないかと気づき、
そしてそれにはタイプの違いがあると考え、学問的研究を続けた結果、「性格はいくつかのタイプに分類することができる」という結論に至りました。
ユングは人の性格(人格)を「習慣となって形成された心の動き」と説明しています。
つまり、その人が「ついしてしまいがちな考え方のクセ」のようなものだということです。
人の性格の形成には、生まれ持った素因もありますが、どんな環境の中で育ったかという環境因子と、物事をどう捉えるクセがついているかが、大きな要因となっているのです。
では、ユングは人格をどのように分類しているのでしょうか。
まず、分かり易く、内向と外向の二つです。
外向=明るい内向=暗い
ではなく、自分の興味や関心がどこに向いているかの違いです。
外向=社会や他者に関心が強い、周囲の影響を受けやすい、人との交流が好き
内向=つねに自分なりの価値観で判断、主観的、自己中心的、人見知り
そして次に、心の4つの機能に分かれます。
・思考(論理的、客観的、分析、理屈)・感情(感情的、親和的)・感覚(五感、観察眼、こだわり)・直観(自由奔放、ひらめき、アイデア)
簡単に書くとこんな感じです。
心の4つの機能を外向と内向の2分割にすると、8タイプに分けることができます。
では次回は、この8タイプについてさらに詳しく書いていきたいと思いますので、お楽しみに~☆
参考文献『ユング心理学でわかる 8つの性格』