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アンドゥーの「役割が人をつくる」について

2017-02-10

皆様。こんちばんは。校長のアンドゥーです。
今日の内容は、「役割が人をつくる」というお話です。
私たちは、いろいろな役割を持っているって気づいていますか?
例えば、会社にいるときは、社長や課長、上司や部下など、役割で区別があります。
家にいても、親なのか、子なのか。学校などでも、先輩後輩など。
TPOによって、様々な役割を持っています。
でも、きっと、「自分は自分」って思っている人がほとんどじゃないでしょうか。
「ひとりの自分」
役割はあったとしても、元の自分は変わっていないって。
果たして、本当にそうなんでしょうか?
心理学的には、人はいろんな人格を持っていて、無意識にコロコロと人格を変えていると言われています。
実際に、親の前、友達の前、上司の前、TPOが変わることで、言葉遣いや考え方も変化しているのです。
人間は、適応の能力があるので、その場になじんでいくのでしょうね。
よく、変わりたい、変化したいって、相談に乗ります。
今の自分が、最高に幸せで、どんな役割も最高に幸せなら、きっとそんな相談はしません。
何かしら、不満や不安があるから、今のままでいいのか?って疑問が出てくるのだと思います。
人は、成長していくものなので、当然な疑問なんですけどね。
その疑問を解消する一つの方法として、この「役割が人をつくる」を、上手に使ってみてはどうかなってよくアドバイスします。
僕の提案は、「役割をつくる」なんです。
どうなりたいのか?どんな人になりたいのか?どんな役割を持った人になりたいのか?
そのイメージをしっかり持ち、そのイメージの役割をこなすってことです。
「演じる」って言葉も当てはまると思います。
なりたい自分を演じるんですね。
あなたは、今の自分をイメージして、ちゃんと素晴らしい人生の主人公として、最高って言えるでしょうか?
遠慮や謙虚を除いて、もし言えないのだとしたら、本当にそんな自分でいいのか?
しっかりと自問自答するといいと思います。
心理学の実験でも、役割が人をつくることは、証明されています。
監獄実験と言われていますが、看守と罪人を、一般の人に役割を与えて演じたところ、本当に、その役割に忠実に行動したと言われています。
看守は、最終的に、暴力で罪人を支配しようとしたそうです。
罪人は、本当に自分が犯罪者だと思うようになっていたそうです。
役割が人を変えるんですね。
あなたの人生において、あなたはどんな役割があって生きているのか?
ちょっと大きな視点から考えることも大切です。
あなたは、意味があって存在しており、その役割をになっているのです。
それが苦しいとしたら、辛いですよね。
役割が人をつくるのなら、自分から役割をつくり、演じてみてください。
実験でも起きたように、その役割があなたをつくってくれます。
あなたのイメージ通りに。
「役割が人をつくる」を上手に活かしてみてくださいね。
では、また(* ̄▽ ̄)ノ

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