フッキーの「基準値」の話!
こんにちは。金山校のフッキーことフクダです!
今日は「基準値」の話をしていこうと思います。
そろそろ、アイズライブ出演者の方は、本番に向けて仕上げの段階に入っていく時期だと思うので、ぜひ参考にしていただけると幸いです。
1.なぜ基準値の話が大事なのか
さて、なぜ基準値の話を持ちだしたかというと、レベルアップに欠かせない要素だからです。
「なかなか上達しない」「上手くならない」「思うように演奏できない」「イメージどおりに曲作りが進まない」などなど、なかなか伸び悩んでいるという方を、ちょくちょく目の当たりにすることがあります。
そこで一つ頭の片隅に置いといてほしいことが、
「質」x「量」=結果
であることです。
- 例えば、トップミュージシャンと呼ばれているミュージシャンは、適切なメソッドで、圧倒的な練習量をこなしているとか
- 例えば、甲子園で強豪校と呼ばれているところは、適切な練習方法を用いて、圧倒的な練習量をこなしているとか
- 例えば、東大に合格した人は、適切な勉強方法で、圧倒的な学習量をこなしているとか
ちょっと極端な例でもちろん、全員が全員、同じように結果が出せるとは言い切れませんが、概ね納得できる部分があるのではないかと思います。
2.1万時間の法則
より具体的な例を挙げると、どの分野であっても、プロとして一人前になるためには、1万時間を費やす必要があると耳にすることがあります。
- 毎日3時間で約10年
- 毎日6時間で約5年
- 毎日9時間で約3年
また、5分の曲を1万時間練習しようとすると120000回演奏することになります。
プロを目指しているわけではないにしても、別な捉え方をすれば、適切に経験値を積めば、着実にレベルアップするということでもあります。
3.シグモイド曲線
もう1点、レベルアップに避けては通れないものに「シグモイド曲線」という、物事を学習するときに上達の具合を表す、S字カーブのグラフがあります。
学習の始めは緩やかに、あるときガツンと上昇して、また緩やかなカーブを描くというアレです。
これは練習量に比例して、上達していくわけではないことを意味しています。
なので、どうしても練習している中で、伸び悩む時期が存在することを受け入れることが重要です。
そして、その成長曲線は、繰り返し出現するということです。
ということは、基準値をできるだけ高めて練習に取り組むことが、求める結果に対して、早く到達することができるということです。
4.要するに練習量が重要!
「うまくできない。。。」ということは、
シンプルに練習量が足りていないだけ!
と捉えてあげれば、変な疑心暗鬼な感情も最低限に抑えることができると思います。
なかなか練習場所の確保など、大変だったりしますが、なんとかできうる形で、「質」をキープしながら、「量」を積んでいきたいですね!
さて、9月のアイズライブも楽しみにしていますよ!!