はらっちの音楽まめ知識!「曲に表情をつけたり、雰囲気を変えたりする方法」
2015-04-28
今回の課題 「曲に表情をつけたり、雰囲気を変えたりする」 それぞれの音の区切り方や、つなぎ方に気を配ることで、曲に表情をつけたり、雰囲気を変えたりすることが可能になります。
今回はその方法として、テヌートとスタッカートについてご紹介します。
【テヌート】音符の長さを十分に保って歌う(演奏する)ことを表す記号です。
音符の上、または下に横線を引いて表記します。
《テヌートの効果》テヌートはそれぞれの音をしっかりと強調することで、聴いている人に強いメッセージ(伝えたいこと。訴えたいこと)を送ったり、気持ちを込めたりすることができます。
【スタッカート】音を短く切って歌う(演奏する)ことを表す記号です。
<スタッカートの種類>音を短く切る長さの違いによって3つの種類に分けられます。1)少し音を長めに切るメッゾスタッカート2)中ぐらいのスタッカート3)非常に短く切るスタッカーティシモの3種類です。
《スタッカートの効果》スタッカートは音の短さや歌う際のアタック(※音の出だし。音の立ち上がり)の強さによって、軽やかさや力強さ、激しさなど動的(※動きのあるさま。いきいきしているさま。力強くいきいきと躍動するさま)なニュアンス(※微妙な差異)を出すことができます。
テヌートとスタッカートの歌い分けによって生まれる躍動感をしっかりつかみましょう。
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