メロディ譜を選ぶためのポイント
目次
1、メロディ譜とは?
・五線譜に歌メロ(歌のメロディ)と歌詞とコードネームが書かれた楽譜のことで、メロ譜とも呼ばれます。ダウンロードやコンビニ印刷などで手軽に購入することができ、歌の練習に使用することができます。また、コードネームが書かれているため、ピアノやギターなどで弾き語りをする際にも使用することができます。
1-1. 音の高さが書かれている
・メロディを鍵盤で弾いて、音の高さや音程を確認することができます。
1-2. 音の長さが書かれている
・メロディの音の長さを確認することができます。
1-3. 歌いだすタイミングが書かれている
・五線譜に書かれている歌いだしや各フレーズの歌いはじめの音符の位置から、歌いだすタイミングを確認することができます。
2、メロディ譜を選ぶときのポイント
・同じ曲で複数のメロディ譜がある場合があります。自分の目的に合ったメロディ譜を選べるようにしていきましょう。
2-1. 書かれているキー
原曲キー、または移調されているキー
・ほとんどは原曲キー書かれていますが、中には原曲キーより高く、または低く音域を移し変えて書かれているものもあります。
2-2. 音符の下に書かれている歌詞
メロディの音符の下に歌詞が書かれている
・通常、メロディの音符の下には歌詞が書かれていますが、ごく稀に歌詞が書かれていないものもあります。その場合、入手してから自分でメロディの音符の下に、当てはまる歌詞を書いていけば問題ありませんが、入手する前に、そのメロディ譜に書かれているメロディが自分の探しているメロディかどうかを楽譜のサンプル画面などを見て確認してみましょう。
2-3. 歌詞の文字
漢字の歌詞はひらがなで表記
・通常、メロディの音符の下に書かれている歌詞はひらがな(元々の歌詞が片仮名の場合はカタカナ、英語の場合は英語)で表記されています。中には時々、漢字の歌詞がそのまま漢字で表記されているものもあります。
漢字の歌詞をひらがなで表記
長所:音と言葉がリンクしやすい
・メロディの音符の真下に、当てはまる歌詞が書かれているので、この音がこの言葉だということが、パッと見てわかりやすい(音と言葉とをリンクさせやすい)。
短所:ほとんどひらがなだらけのぶんしょうになっているのでよみにくい(ほとんどが平仮名だらけの文章で読みにくい)
・漢字がひらがなで表記されることで、文章として読みにくく、また、見た目の文字情報から意味を理解するのが難しくなることもあります。
漢字の歌詞を漢字のままで表記
長所:意味を理解しやすい
・見た目の文字情報から、文章として意味を理解しやすい。
短所:パッと見て、音と言葉とをリンクさせにくい
・メロディの音符の真下に、当てはまる歌詞が書かれていない箇所では特に、その音に当てはまる言葉がパッと見てわかりにくい。
2-4. 通常の歌詞の掲載の有無
通常の歌詞が掲載されていると、歌詞の内容の理解と解釈に役立つ
・メロディの音符の下に書かれている歌詞とは別に、通常の(漢字、ひらがな、カタカナ、英語を使った)歌詞が掲載されている場合があります。その場合、歌詞の内容の理解・解釈に役立ちます。
2-5. 記載範囲
用途に合わせて事前にしっかりと確認する
・前奏、間奏、後奏の部分などがカットされている場合があります。また、パート1(1番のみ)、パート2(2番のみ)などというものもあります。入手する前に、手元に音源と歌詞を用意して、楽譜のサンプル画面などと照らし合わせながら、記載されている範囲を確認してみましょう。
2-6. コードネーム
コードネーム付き
・五線譜の上にコードネームが記載されているかということです。コードネームが付いていると、それを見ながらピアノやギターなどで弾き語りをすることができたり、コード弾きができる人にピアノやギターを弾いてもらいながら歌ったりすることができます。
2-7. ページ数
見やすさと扱いやすさを考慮
・メロディ譜のページ数も含めて、見やすさと扱いやすさをよく考えてから入手しましょう。特に同じ曲で複数のメロディ譜がある場合などはよく比較してみましょう。
3、基本を越えて
表現の幅を広げていく
・高さや音程、長さ、歌いだしや各フレーズの歌いはじめのタイミングを掴んでいく中で余裕が生まれてくると、それをもとにして歌唱をアレンジしてみたり、さまざまな表現を加えてみたりするなど、表現の幅を大きく広げていくきっかけにもつながっていきます。
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