MAX先生の「楽曲の『着こなし』について!」
ここのところすっかりアイズの隠れキャラ的なポジションに収まってしまってますが。
MAXです。
ベースコースの講師をやってます。そこそこ、もう13年くらいですか。そこそこ、アイズで古株ですね。アンドゥー、トッシーに次いで。
ということで、遅ればせながら初めてのメルマガ担当。
もう一ヶ月以上経ちましたか、秋のアイズライブが無事終わりましたね。
出場者の皆さんが必死の思いでレッスンを重ね、
毎回毎回趣向を凝らしてあの一日に賭けているのが伝わって来ます。
曲を作ってみたり、詞を書いてみたり、楽器を弾いてみたり、衣装に凝ってみたり、演劇の要素を取り入れてみたり。
努力や凝らした工夫に見合った「ウケ」が取れれば、それで充分な訳ですが。
ただ、なかなかそうはならんのですよね。
自分としては精一杯やり切ったのに!特に大きなミスも無かった筈なのに!こんなに感動出来る良い曲を選んで来たのに!
特に何回か出演されている方はそういう悔しい思いをされた事もあるでしょう。
何が間違ったのでしょう?
それは楽曲の『着こなし』の問題です。
何を言っとるんだMAX、歌いたい曲を格好良く『着こなす』為にレッスンを受け、練習をしてるんじゃないか!?
確かに、そうなんですが。
憧れの服があったとして、それを着る為には痩せないと物理的に身体が入らないので、必死のダイエット。
結果、その服は着られる様になったと。
でも、その服はそもそも自分に似合っているのでしょうか?
皆さんが『着こなす』ための努力と思ってやっている事は、実は単なるダイエットだったりしてませんか?
要は『着る』と『着こなす』の違いなのです。
こういうのって、ボーカルのセンセ方は多分一番教え辛いことなんだと思うんだな。
やっぱり生徒さんが『どうしてもこれ歌いたいんです!』ってなったら、他人から見て無理めだったとしても、それに合わせるしか無いものね。
だからどうでもいい、僕みたいな立場の者が物申してしまう。
でもそれはまた来月。