■舌の運動能力テスト　舌を巧みに動かす・すばやく動く力

・舌は大切な音声器官です。柔軟に巧みに動かせるように日々トレーニングしながら、時折、舌の運動能力を確かめてみましょう。

●方法　

舌先を左右の口角につける

１、口を開けた状態で、舌先を右または左の口角につけます。

２、次に反対側の口角につけます。

＊これを3～5秒間程繰り返します。回数の数え方は左右の口角を往復して1回とし、3～5秒間で3往復以上を目標に行ってみましょう。

３、1回目は声を出さずに行い、2回目は「アー」などと声を出しながら行い、往復した回数や舌の移動するスピードを比べてみましょう。

●ポイント

正確にリズムよく行う

・正確にリズムよく反復移動させましょう。

下顎が動く場合

・下顎が動いてしまう場合は、下顎を手で押さえて、下顎が動かないようにして行ってみましょう。

声を出しながら行ったときに、舌の移動スピードが明らかに遅くなる場合

・声を出さずに行ったときに比べて、声を出しながら行ったときの舌の移動スピードが明らかに遅くなる場合、発声時に過度な緊張がある可能性が考えられます。おそらくは発声に伴って舌が緊張し、移動スピードが遅くなっていると考えられます。

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