もっきーの「音楽にまつわるエピソード(1)」
こんにちはっ!!もっきーこと、佐藤元紀です。今回は2回にわたり、音楽にまつわるエピソードをお話したいと思います。私自身、現在ボイストレーナーとして、音楽のお仕事に携わらせて頂いていることは、とても幸せだと思っています。私自身が音楽を通じて、力や影響をもらった経験がたくさんあり、私のように、音楽を通して、たくさんの方が元気になったり、笑顔になったり、幸せな気持ちになってくれたらうれしいなって思って、日々従事しております。「音楽」というものが、いろいろな方の人生に影響を与え、「感動した!!」ですとか、「人生が変わった」ですとか、「勇気をもらえた」など、そういった経験をお持ちの方もたくさんいらっしゃると思います。今回は、私自身がお聞きした、音楽にまつわるお話があったので、紹介したいと思います。ある友人のお話です。もう今は亡くなられていますが、当時、右半身が不随で寝たきりだった祖母が、めでたく病院から退院してきたときのことです。その退院祝いをしようと、久しぶりに家族や親戚みんなで集まったことがありました。演奏活動している友人は、家族に頼まれて、おうちにあるピアノで、何曲か演奏をしてあげたのですが、祖母もとっても喜んでくれたみたいで、何度も「ありがとう、ありがとう」って伝えてくれたそうです。きっと、久しぶりにみんなと再会できたことや孫の演奏を聴くことができたことなど、とっても幸せな気持ちになったことでしょうね。そんないい雰囲気で退院祝いが終えたあとで、祖母と一緒に住んでいた叔父が、ふと気付いたことがあって、それを伝えてくれました。「○○(友人の名前)が演奏してくれている間、なぜか動かないはずの右手で、演奏に合わせてリズムとってたよ!!!」友人もそれを聴いて驚きました!祖母は右半身不随なので、動かせるはずがない。それなのに、右手が音楽に合わせて動いてたなんて・・・。「きっと過去に琴を長く習ってたことがあって、体が思い出したのかな・・」この話を聴いたとき、とっても感動しましたし、音楽の与える力は素晴らしいなって思いました。このメルマガを読んでいる皆さんの中でも、こういった音楽にまつわるエピソードがありましたら、ぜひお聴かせくださいねっ!!