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フッキーの「音楽雑学」 後編

2010-08-21

こんにちは!フッキーです☆

音楽を演奏していて、いつも気になる音程。

たとえば、ピアノを弾く人も弾かない人も、
ピアノのミスタッチとか間違えたりすると、
意外と気になることってよくありませんか?

これは、その時弾いている和音が
耳障りに聴こえるからなんです。

そのような和音を 不協和音 というんですね♪

たとえば、ドとソは心地よく聴こえる協和音で、
ミとファは濁って聴こえる不協和音。

ちょっと深く説明すると

音というのは、
空気中を伝わる一種の波なので、
1秒間にどれくらいの速さで揺れるかが
音の高さを表します。

それを表すのが周波数といって
Hz(ヘルツ)という単位です。

ちなみに、音楽で基準になるのが、
ピアノの中央ラの440Hzです。

たとえば、この中央ラと1オクターブ上のラだと、

440:880という比率で約分すると
1:2できれいな整数比率になります。

この音と音の周波数の比率が
整数比率に近ければ近いほど、
きれいな和音の響きとしてハモルんですね♪

現在、一般的に使われている
1オクターブを平均的に12等分した
「十二平均律」の音階だと、
きれいに整数比率にはなりませんが、
どんな楽器でも
ほぼ共通したハーモニーが作れる便利さから、
ポピュラーなジャンルでは
当たり前に使っています。

元々クラシック音楽では、
ハーモニーの美しさを重視するため、
「純正律」という音階が使われていて、
1オクターブ内の12音がきれいな整数比率になるように
調律されることが多いようです。

ちなみに、転調すると音同士の比率が崩れるので、
微妙な濁った響きになってしまうそうです。

2つ以上の音を鳴らすと
協和音はうねりの少ない響きになりますし、
不協和音はうねりの多い響きになります。

普段あまり気にかけることが少ないですが、
日ごろから聴き分ける意識を持っておくと、
少しずつ、音感アップにつながるかもしれませんね♪

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