音楽は楽しむ!! 3
音楽を楽しむためのアンドゥーからの勝手な提案( ̄ー ̄)
第3回目です。
前回は 「90秒の耐え方」 でした。
自分をしっかり観察して90秒経つという話。
そして今回は、その後の意識の仕方です。
「音が苦」になって、90秒観察して、その後です。
「音が苦」になっている以上、そんな経験をしたはずです。
しかし、その感情は90秒で観察しているので、
いつもよりは、間違いなくその嫌な感情からは解き放たれている、
と思います。
ただ、そんな経験をしているので、その事実は変わりません。
なので、また思考で繰り返しその感情を呼び起こし、
抜け出せなくなるとせっかくの観察も効果が無くなってきてしまします。
観察をすることで、かなり感情からは開放されてますから、
次に意識して、違う感情を呼び起こして欲しいのです。
事実は変わらないから、
感情で身体を騙す感じ。
「騙す」って書くと、良くない感覚かもしれませんが、
身体を上手くコントロールしていい感覚になることは
身体にもいいことなんです。
もう90秒は感じたのだから身体的にはもういいんです。
嫌な感情に浸っていると色々障害も出てきますので、
やはり 「良い感情」 になりましょう。
詳しくいうと、良い感情も浸りすぎると
良くないんですけどね。
さて、ではどうやって意識するのか?
事実は変わらないけども、
意識でよい感覚に結びつけるにはどうしたらいいのか?
実は観察をした時点で、
あなたはその感情からほとんど開放されているんです。
あとは、思考で考えたことに身体は反応します。
感情が出て、90秒は仕方ないので、
観察をして受け入れるのですが、
その観察している、ということが
客観的に自分を見ていることになるんです。
客観的に自分を見ているということは、
その感情に浸りきっていない状態を作り出します。
自分が2人いる感じ。
感情に浸っている身体。
それを観察している自分。
という2人。
伝わってますでしょうか?
普段、感情に浸っている時は、
その感情に振り回されて抜け出せないんですが、
そこから抜け出すには、
もう一人の自分が、その自分を観察するようにすることで、
抜け出すことが可能になります。
そして、そのもう一人の自分が
例えば、楽しいことを思い出したときには
身体が「楽しい」という感覚になってくるんです。
実際に起きてなくても、
事実起こったかのように、感情が動くんです。
ますます伝わってますか?(6 ̄  ̄)ポリポリ
要は、身体は思ったことに反応するってことです。
これは前に書いた焦点化の法則ですね。
脳は、1つのことにしか焦点を合わせられない。
それを使うということです。
意識して音楽を楽しむんです。
音楽をやっていて楽しかった経験はなんですか?
何が楽しくて音楽をやっているのですか?
どんな時に歌ってて気持ちよかったですか?
このような問いを自分にして見て下さい。
その時の状態を五感でありありと感じて見て下さい。
あっという間に、その感情が出てきて90秒間味わえます。
これが「音楽を楽しむ」という1つの方法です。
どうしても、「音が苦」なる時はあります。
それが、ずっとあなたを苦しめているならば、
そんなことで苦しむことはありません。
自分から楽しむことができるので、
よかったら対処法として覚えておいて下さいね。(* ̄▽ ̄*)/