第１回　歌をはじめるまえに

①ゴールを決める

歌を勉強しようと決心したら、まず長期的なゴールを決めましょう。

歌を学ぶということには、論理的なものと肉体的なものの２つの過程があります。

たとえば、音程の変化を正しく表現するための方法を理解し、それを自分の筋肉に覚え込ませるのには、時間と練習が必要です。

適切な方法で筋肉をくり返しトレーニングすることによって、歌唱時にはたらくべき身体の各器官が効果的に反応してくれるようになります。
②自信をつける

自信をつけるために、パフォーマンスがうまくいったという経験を重ねることが必要です。
声の発達がまだ未熟な段階では、自分の欠点を目立たせるような選曲は避けましょう。
難しい曲を下手に歌うより、簡単な曲を上手に歌う方が賢明です。

チャレンジ精神は大切なことですが、選曲が自分のレベルに相当しているかどうかを判断することも必要です。
③エンジョイする

常に歌に対する情熱を忘れないようにしましょう。
歌を上達させるために必要なレッスン以外にも、
純粋な楽しみとして歌える機会を見つけましょう。

グループで歌うことは、音楽を創る喜びを増長させるきっかけになるので、楽しみのために歌ってみましょう。

人前で歌うということは、たとえそれが努力し続けている過程であっても、満足を覚えるものです。

今日はここまで。