風邪予防
早いもので今年もいよいよ残りわずかとなりました。
みなさんいかがお過ごしですか。
さて、先日行われた忘年会にはたくさんの方にご参加いただきました。
初参加の方も含め、皆さんお楽しみいただけたでしょうか。
今年は残念ながら参加できなかったという方も来年は是非☆
って来年のことを言うと鬼が笑うとは言いますが(笑)
それでは、今回の暮らしのメモ、テーマは「風邪予防」です。
今回は風邪の予防・対策について調べてみましたのでご紹介します。
風邪はウイルス感染によっておこるのがほとんど。
疲労、睡眠不足、発熱、栄養の偏り、寒さなどで、 抵抗力が落ちた時に発病するそうです。
乾燥した環境だとウイルス自体の活動も活発になってきます。
空気が乾燥している冬場は風邪をひきやすいですので、特に風邪対策への供えが大事になってきます。
①衣
【服装】
戸外と屋内では温度が随分違うので重ね着が基本。
戸外では、風を通さないジャンバーや厚手のコート、帽子、手袋、マフラーなどで防寒し、室内では室温に合わせた服装を心がけましょう。
【保温】
足が冷えると体全体に冷えが広がってしまい、風邪を引きやすくなります。
足の保温を心がけましょう。
【マスク】
風邪のウイルスは咳やくしゃみとともに飛び散って感染します。
完全にウイルスをシャットアウトすることはできませんが、風邪が流行っているときはマスクが効果的です。
また、インフルエンザなど流行っている時は、体力の弱っている人は人ごみの多い場所へ外出するのは極力避けるようにしましょう。
②食
【食事】
風邪予防の栄養素は、細菌やウイルスと戦うための免疫物質のもとになるたんぱく質や、鉄・亜鉛・銅などのミネラル分をしっかりととり、ウイルスの侵入を防ぐ役目がある鼻の粘膜を作る元になる鼻やのどの粘膜を強くするビタミンAや、免疫力を強化するビタミンC、体の掃除役であるといわれる食物繊維。また免疫物質を作るタンパク質などです。
普段からしっかりとバランスよくこれらの栄養を取ることで、風邪に負けない健康な体を作ることができます。
【水分】
のどや鼻などにある粘膜の働きが風邪の侵入、感染を防いでくれます。
しかし、乾燥した環境下だと、粘膜の水分は乾き炎症を起こしてしまいます。
そうなると粘膜の防御機能も低下するので、ウイルスに感染しやすくなってしまいます。
冬など乾燥する時期は適度に水分を取って粘膜に十分な潤いを与えることが大事です。
【呼吸】
普段から口呼吸をしている人は外部からウイルスや細菌が侵入する際に鼻ではなくて口を通って入ってきます。
鼻にあるウイルス探知の鼻咽喉を通過しませんので、ウイルスと戦うための免疫物質の増加を促す信号がリンパ節に発信されず、免疫力が落ち、ウイルスに負けやすい状態となってしまいます。そうなると風邪にもかかりやすくなります。
口呼吸の人はこれからは鼻呼吸を意識して直していくよう心がけましょう。
【うがい】
うがいをすることで口の中やのどの粘膜についたウイルスを洗い流します。
水やお茶(お茶や紅茶に含まれるカテキンという成分には、強い殺菌効果があるので、殺菌と同時に洗い流すことでより高い効果が得られます)を喉の奥にためてからガラガラと声を出して3回程うがいをしましょう。
帰宅時にはうがいをしましょう。
【たばこ】
たばこを1本を吸うと25mgビタミンCが破壊されます。
ビタミンCの破壊がのどの修復を大幅に遅らせます。
また、たばこによってのどの粘膜に炎症をもたらす人もいます。
【手洗い】
手には意外と細菌がついています。
それが、食事などの際に体内に進入してしまう恐れがあります。
30秒間、水だけで洗っても細菌が80%減ると言われています。
外出から帰ったらすぐに、せっけんをあわ立てて、指の間もしっかりと洗いましょう。
また、風邪が流行っている時はいつもより丁寧に洗いましょう。
③住
【睡眠】
夜寝ている間に免疫を高めるリンパ球が増えると言われています。
睡眠不足は疲れが十分に取れず体力の低下を招くのでよくありません。
熟睡できる環境を作ることが必要です。
睡眠時の音、明るさ、温度、湿度などに気をつけて、できるだけ静かな環境で、布団は暖めておいても、寝る時にはアンカなどのスイッチを切りましょう。
【室内の温度と湿度】
寒いからといって、室内の温度を高くすると寒さへの抵抗力がなくなってきます。
(ただし、風邪をひいて熱が出ている場合は、部屋を暖かくする必要があります)
風邪のウイルスは乾燥を好み、湿度に弱いものがほとんどです。
湿度が50%になると、ウイルスの生存率は約3%と言われています。
加湿器などで乾燥を防ぐことが風邪予防には大事です。湿度は大体50%~70%が目安です。
【換気】
換気をよくして部屋の空気をこまめに入れ替え、部屋の通気性をよくしましょう。
【運動】
体力が低下してきて免疫力が落ちてくると風邪にかかりやすくなります。
適度な運動をすると基礎体力がついて免疫力を高めます。
そこでウォーキングなど有酸素運動がオススメ。
血行が良くなり、身体を暖める能力をつけることができます。
体力をきちんと維持し、免疫力を高めることで風邪に打ち勝つ体作りをすることが大事です。
【ストレス】
ストレスがたまると自律神経を弱め、免疫力・抵抗力が低下します。
張っていた気持ちが、急にゆるんでしまった時や、心が深く傷ついた時は、風邪を引きやすいもの。
また、ストレスがたまると呼吸が浅くなります。
日に何度かは大きく、深く、長く、細く、鼻から吸って口から吐くことを意識しましょう。
ストレスは体に悪影響ですから貯めすぎには注意が必要です。
いつもと比べると長くなってしまいましたが、健康管理は大切ですよね♪
12月は何かと忙しい日が続きます。
飲み過ぎ、食べ過ぎには注意して、疲れを残さないように、皆さん気をつけましょうね☆