「感覚」
早速ですが、
今日のネタは、
「感覚」
▽リズム「感」。とか、
いい「感」じの音楽。
などと、「感」という言葉はよく聞くと思います。
「感」とは、
外部の物に触れて心が動く。心の動き。
また、五感に触れてある感じが生じるといった意味があります。
五感とは、視・聴・嗅・味・触の五つの感覚のこと。
これらの感覚によって周りの状態を認識しています。
音は、基本的に聞くものですから、聴覚が働きますね。
歌詞は、声を音と捉えた場合は聴覚ですが、言葉(文字)と捉えた場合は視覚も働きます。
句読点などは、明らかに視覚ですよね。
さらに、
↑でアンドゥー先生も言っている通り、
音は振動ですから、
耳も含めた身体中で振動を感じているということが言えます。
つまり、触覚が働いていますね。
嗅覚や味覚は、触覚とセットで「体感覚」として表されることがありますから、
音楽は、
五感を使って行われる。という見方ができます。
~少し余談~
その五感ですが、
まれに、
ある刺激に対して、通常の感覚だけでなく異なる種類の感覚を覚える方がいます。
例えば、
文字や音に色を感じたり、形に味を感じたりといったことです。
そういった感覚を「共感覚」と言います。
共感覚については、現在はっきりしていない部分もありますので細かくは触れませんが、
画家や美術家、作曲家や音楽家の中にも、
共感覚を持っていたとされる方がいらっしゃいます。
▽具体的に共感覚がどうのこうの、ではなく、
音楽って、身体全体で行うものなのだから、
必死になって歌詞を丸暗記したり、
焦って音程を覚えたりせずに、
リラックスして、
五感を研ぎ澄まして、
音楽に身を任せてみるのも良いのではないでしょうか。
今まで気付かなかった、新たなる発見があるかも知れません。
その発見は、言葉にできないかもしれませんが、
やがてきっと、あなたの深いところに落ち、
何とも言えない「感覚」を覚えることでしょう。
今後、その「感覚」が、
あなたの音楽ライフの支えになるかもしれませんね。