「食欲」
奈浪の、「音・心・楽」。
音・音楽を、
知識や理論といった、硬い感じではなく、
感情や経験などに照らし合わせて理解を深めて行こう。
そんな、
やわらか~い感じのアレです。
二回目の今日は、
「食欲」。
では早速。
食事中のBGMで、
唾液や胃液の分泌に変化が出るって知ってました?
つまり、
食事中に聴く音や音楽によっては、
消化不良を起こすこともあるってこと。
★鼓膜に通じている鼓索神経(こさくしんけい)が、
味を判断する舌の知覚神経の束の中を通っています。
つまり、味覚と聴覚が密接に関係しているということでしょう。
ということは、
場に合わないBGMや、
気分に合わない音や音楽を聴きながらの食事は、
本来美味しく感じられるはずが、
不味く感じられてしまうということ。
(その逆もある?)
何で?っていう説明をしようとすると、
↓↓↓
★大昔は、
音楽が、娯楽などではなく、
「生きていくための情報源」
だった時代がありました。
その頃の音楽は・・・・・(中止!)
硬い話になってきたでしょ?長くなりそうだし。
なので、イメージしやすい話をすると、
↓↓↓
懐石料理に、へヴィーメタル。
大衆居酒屋に、モーツアルト。
フレンチやイタリアンに、演歌。
どれもこれも、
斬新なアイデア(笑)ですが、
食が進まなそうですよね?
実際、
ロックやジャズを、うるさい(雑音だ)と感じる方は、
本当に消化不良をおこすことがわかっています。
じゃあ、
食事中は無音が良いの?
いえいえ。
適度な音は、食欲には必要なのです。
焼肉でしたら、「ジュ~~~」。
懐石なら、お琴の調べに鹿威しの「カッコ~~~ン」。
家庭なら、ゆっくりした会話が、この上ないBGMになります。
(興奮した会話は逆効果!)
1人暮らしだし・・・。って方は、
小川のせせらぎや、鳥の囀り(のCDなど)を聴きながらはどうでしょう?
色々いいことあるかもよ?