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歌う前にストレッチを行う 肩のストレッチ

2023-08-04

1、歌う前にストレッチを行う

・歌う前の準備運動にはさまざまな方法がありますが、今回は歌う前に行う、肩のストレッチを紹介します。歌う前にストレッチを行い、筋肉を柔軟にしましょう。

 

 

1-2、効果

・歌う前の準備運動として、柔軟性を高める運動を行うことで、体がほぐれ、発声に使われる筋肉が動きやすくなり、声が出やすくなったり、しっかりとした声が出せます。ストレッチの種類や動きについてもバリエーション豊富です。自分に合ったストレッチを見つけていきましょう。

 

 

 

2、肩のストレッチ

・肩のストレッチで、効率よく体をほぐしましょう。

 

 

A:肩を上下させる

・肩を上下させるストレッチの方法を2つ紹介します。

 

 

A-1、①ギューッと上げて、ストンと下ろす

・肩をギューッとすぼめてから、ストンと下ろします。

 

A-1-1 やり方

1、足を肩幅に広げて立ちます。

2、背すじを伸ばし胸を張ります。

※イスに座った状態で行う場合、背すじを伸ばし胸を張ってイスに座ります。

3、鼻からゆっくり息を吸いながら、両肩を耳に付ける(近づける)ようにして持ち上げます(肩をすぼめる)。

4、口から「ハッ」と息を吐きながら、ストンと肩を下ろします。

 

A-1-2 回数

・3~4を5~10回繰り返す。

 

A-1-3 ポイント

・上下に大きく肩を動かす。

・頭を前後に動かしたり、倒したりしない。

 

 

A-2、②同時に上下させる

・肩の上げ下げを繰り返します。

 

A-2-1 やり方

1、足を肩幅に広げて立ちます。

2、背すじを伸ばし胸を張ります。

※イスに座った状態で行う場合、背すじを伸ばし胸を張ってイスに座ります。

3、鼻からゆっくり息を吸いながら、左右の肩を耳に付ける(近づける)ようにして持ち上げます(肩をすぼめる)。

4、口から息を吐きながら両肩を下げます。

 

A-2-2 回数

・3~4を10回繰り返す。

 

A-2-3 ポイント

・上下に大きく肩を動かす。

・頭を前後に動かしたり、倒したりしない。

 

 

A-3、③左右交互に動かす

・左右の肩を交互に上下させます。

 

A-3-1 やり方

1、足を肩幅に広げて立ちます。

2、背すじを伸ばし胸を張ります。

※イスに座った状態で行う場合、背すじを伸ばし胸を張ってイスに座ります。

3、右肩を右耳に付ける(近づける)ようにして持ち上げます。

4、右肩を下げながら、今度は左肩を左耳に付ける(近づける)ようにして持ち上げます。

5、左肩を下げながら、再び右肩を右耳に付ける(近づける)ようにして持ち上げます。

 

A-3-2 回数

・左右交互に往復10回繰り返す。

 

A-3-3 ポイント

・上下に大きく肩を動かす。

・頭を前後に動かしたり、倒したりしない。

・呼吸を止めないように、自然に呼吸を続けるように意識する。

 

 

 

B:肩を回す

・肩を回して柔軟にするストレッチの方法を2つ紹介します。

 

 

B-1、①手を下ろして行う

・ひじで大きく円を描くようにして、肩を前から後ろに大きく回します。

 

B-1-1 やり方

1、足を肩幅に広げて立ちます。

2、背すじを伸ばし胸を張ります。

※イスに座った状態で行う場合、背すじを伸ばし胸を張ってイスに座ります。

3、鼻からゆっくり息を吸いながら、両肩を前から後ろに大きく円を描くように回しながら上げます。

4、口から息を吐きながら、肩を後ろに大きく円を描くように回しながら下げます。

 

B-1-2 回数

・3~4を5回繰り返す。

 

B-1-3 ポイント

・頭を前後に動かしたり、倒したりしない。

・ゆっくり静かに動かす。

 

 

B-2、②手を肩に当て行う

・手を肩に当て、ひじで大きく円を描くように回します。

 

B-2-1 やり方

1、足を肩幅に広げて立ちます。

2、背すじを伸ばし胸を張ります。

※イスに座った状態で行う場合、背すじを伸ばし胸を張ってイスに座ります。

3、手(指の先)を肩に軽く当てます。

4、鼻からゆっくり息を吸いながら、肩を前から後ろにひじで大きく円を描くようにゆっくり回しながら上げます。

5、ひじを頭の上まで上げたら、口から息を吐きながら、肩を後ろにひじで大きく円を描くようにゆっくり回しながら下ろします。

 

B-2-2 回数

・4~5を5回繰り返す。

 

B-2-3 ポイント

・肩を上げるとき、両ひじを胸の前でくっつけるようにして閉じ、肩甲骨を広げる。

・肩を下げる途中、ひじを横に広げたときに左右の肩甲骨を中央にギュッと引き寄せる。

・肩甲骨から大きく回すように意識すると同時に、ひじで円を描くように回すと肩が大きく動く。

・首から背中の上部の筋肉が伸びたり縮んだりするのを意識して行う。

・背中が丸くならないように、背すじを伸ばす。

・頭を前後に動かしたり、倒したりしない。

・ゆっくり静かに動かす。

 

 

C、肩をギューッと上げたまま、頭を前後に倒す

・左右の肩を耳に付ける(近づける)ようにして持ち上げたまま、頭を前後に倒し(動かし)、肩と首の前後をほぐします。

 

C-1-1 やり方

1、背すじを伸ばしてイスに座ります。

2、左右の肩を耳に付ける(近づける)ようにして持ち上げます(肩をすぼめる)。

3、そのまま、首の後ろを伸ばす意識で、頭を前に倒します。

4、続いて首の前を伸ば意識で、頭を後ろに倒します。

 

C-1-2 回数

・3~4を往復5~10回繰り返す。

 

C-1-3 ポイント

・勢いを付け過ぎないように。

 

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