○○な気分の時に聴く音楽
新連載です。
奈浪の、「音・心・楽」。
音・音楽を、
知識や理論といった、硬い感じではなく、
感情や経験などに照らし合わせて理解を深めて行こう。
そんな感じ。今の予定では(笑)。
初回の今日は、ベタに。
○○な気分の時に聴く(効く?)音楽。
例えば、
落ち込むときって、あるよね。
失恋とかさ。
・・・俺もあるなぁ。
もちろん、今では良い思い出。
でも、その時は、
気持ちの整理もつかず、落ち込んで・・・。
んで、
友人が励ましてくれたり、
明るく振る舞わなくちゃと思ったりで、
じゃ、音楽でも聴いて、テンション上げるか!
ってんで、
ガンガンのロックとか聴こうかな???
なんて考えがちですが、
ちょっと待った!
待った?
「同質の原理」って聞いたことある?
心理学の話だけど、
心の状態と同じに振る舞うことで、
心の浄化というか、カタルシスになる。
つまり、
心が悲しい時は、
泣くのが自然な振る舞い。
心が悲しい時は、
今の気持ちを代弁してくれているかのような、
そんな悲しい曲を聴いて、
泣くのが良い。
今の感情と、向き合うって感じかな。
ちゃんと感情と向き合うことで、
失恋の事実を理解・整理できる。
結果、早く立ち直れるってこと。
気持ちが沈んでいるときに、
無理して興奮させるような曲を聴くと、
ウルサイと感じるだけで、ちっとも聞けなかったりします。
ただし(ここ大事!)、
ずーと悲しい曲を聴いていても駄目!
頃合を見て(数時間~数日)、
聴く曲を、徐々に明るい曲にしたりすると良いね。
それから、
あまりにも歌詞が直接的なものも向かない時があります。
歌詞がない曲や外国語の曲が良いようです。