ピアノについて
早速ですが今回は、
ピアノについて。
ピアノは俗に、「楽器の王様」と呼ばれています。
特徴として、
A・音域や音量の幅広さが際立つ。
B・独奏だけでなく、歌声や弦楽器とのアンサンブルやオーケストラとの協演も得意である。
C・構造が複雑な為、メンテナンスをする職業が独立している。
D・本体が大きい為、演奏者が自分で楽器を持ち歩けない。
こんなところが、「王様」と呼ばれる所以ではないでしょうか。
★大雑把な歴史
1700年代のイタリアで、
「クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ」
という楽器が発表されました。
この、「クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ」が、
今のピアノに相当する楽器だと言われています。
大きな音は出せるが、強弱がつけ難いチェンバロと、
強弱はつけられるが、音量が非常に小さいクラヴィコードという、
2種類の鍵盤楽器を合体させて誕生したのが、
「クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ」(しかし長いな・・・)
だそうです。
★今のピアノ
イタリア語及び英語では、
ピアノ(piano)、またはピアノフォルテ(pianoforte)
と呼ばれ、
楽譜には、
「Pianoforte」または「fortepiano」、
略して「Piano」や「pf」と表記されます。
★大雑把な仕組み
白や黒の鍵盤を押すと、内部に設置されたハンマーが弦を打ち、音が出ます。
基本的に鍵盤楽器ですが、
「有鍵打弦楽器」
という分類になります。
鍵盤の数は、標準で88鍵。
但し、内部の弦の数は、
音階によって一本だったり三本だったりするので、
合計は200本を超えます。
今日はこの辺で。